今日は祖母の命日です。
偶然に通りかかった千鳥ヶ淵の満開の桜を見ながら、
見せてあげたい・・・・と思ったその日に逝ってしまいました。

もともとの気位の高さが、
晩年、周囲を困らせていた時期もありましたが、
今になってみればそれが彼女の個性であり、
女性としての気品を保っていたと理解できます。

最後に会った時は、
もうしゃべることもできなくなっていましたが、
「私よ。わかる?会いにきたから・・・ね」と言うと、
両手を伸ばし、その手で私の頬を包んでずっと触っていました。
いまだに、その時の祖母の手の感触って覚えているんです。

ずっと昔、私がもっと若かった頃、
ふと迷っていても口に出さなかった私に向かって、
「美砂、あなたの人生だからあなたの生きたいように生きなさい。
そういう時代に生まれたあなたは幸せなのよ」と言ってくれたことは、
その後、岐路に立った時、必ず思い出す言葉でした。

ここ数日、祖母のお墓は賑やかになるでしょうけど、
お供えのお花が枯れたころ、新しいお花を持ってお参りに行こうと思います。

もうすぐ満開の桜が見られる・・かな。