Archive for 4月, 2012

そろそろ4月も終わり。ゴールデンウィークですね。
新学期を迎えた子供たちは、新しい生活が始まったせいか、
少し疲れています。レッスン中にあくび・・・多いです。
でも、実は私も眠い。だけど大人だし先生だし・・あくびは我慢します。
当たり前です。。。。

子供たちの会話の中に、
ものすごい成長を感じる瞬間があります。
特に3月と4月の違い。
一年生から二年生の変化は、面白いほどです。
本人たちは自覚がありませんが、
こちらはびっくりします。

先日、子供のお母様がお迎えにいらっしゃるまでの、ちょっとした会話。。。。

「一年生ってちっちゃいの。かわいいの。
お手伝いしてあげたり教えてあげないと、できないこと多いの」

「えっ、だってこの前まで一年生だったじゃない」

「そうだけど。。。でもね先生。。。私が今度は教えてあげるの。
教えてあげるって、ぽかぽかするの。わかってくれると、もっとぽかぽかするの。
あっ、じゃぁ先生もピアノ教えていて、私がわかったらぽかぽかする?」

「そうよぉ~~、とってもぽかぽかする。。。うれしくなって、ぎゅーってしたくなる」

「おんなじだね~(*^_^*)」

いい時間でした。。。。

このホームページはお教室用(その割に、ブログがだんだんくだけてきましたが・・・)なので、
友人知人には自分から知らせていないんです。
しかし検索すると出てくるらしく、
「み~つけた」とメールをくれたりします。
海外にいる友人たちからも、
「読んでるからもっとアップして」とか「あれってOOちゃんの話でしょ、懐かしい~」
と、嬉しい反応をもらったりします。

ということで、最近いい気になってアップしています。

さて、ピアノの基礎になる教本を3つ挙げろと言われたら、
私は迷わずハノン、チェルニー、バッハです。
チェルニー40番・・・小学生の時、大変お世話になりました(涙)
つい先日、さらっとですが弾いてみると、40曲ほとんど覚えていました。驚き。
13番が大好きだったことも、後半が難しくて、先生によく怒られたことも思い出しました。

今更ながら、よくできている楽譜だなと感動します。

エチュードのテクニックを身につけたうえで、音楽的に弾く。
スケールとアルペジオを全調美しく完璧に弾く。
これができれば、大抵の曲を弾くことができる気がします。
全ての楽器に共通するとも思っています。

エチュードを音楽的に。
スケールとアルペジオを美しく。
問題はここ。

ドイツにいる時、先生によく言われました。
Wahrscheinlich kannst du schnell und perfekt spielen.(weil du japanerin bist.) {そんなことないんだけどなぁ・・}
aber es ist wichtig,dass man immer musikalisch spielt .{なんか・・ちがうなぁ・・でも、こんな感じのことおっしゃっていたなぁ・・}
misa・・・denkmall , musikalisch,musikalisch,musikalisch・・・・bitte.

多分あなたは、速く完璧に弾けるでしょう(日本人だから・・)
でも、大事なのは音楽的に弾くことです。
美砂・・考えて・・音楽的に音楽的に・・・・・。

(日本人だから)と言うのは、直接言われたことはありませんが、
日本人のテクニック的と言うよりメカニック的に弾いてしまう部分を、
ヨーロッパでは批判する目が多かったことと、
私の先生も同じように感じていることを分かっていたので、
そう言いたかったのではないか・・・と。
自分では「音楽的」に弾いていたつもりでも、
それが伝わらないもどかしさもあり、
随分と反抗(抵抗??)したこともあります。
今でも、この言葉は良く思い出します。

musikalisch(音楽的に)・・・・これからもずっと考え続ければらないテーマです。

それより、辞書でスペルを確認せず、ドイツ語で書いてしまった。。。
ドイツ語がわかる友人の皆さん!!
添削宜しく!!(こんな初歩的なドイツ語・・自分でやりなさい!)

やっと春を感じる気温になってきました。
あちらこちらで「入学式」の声が聞こえてきます。

ちょうど30年前、
実家のあった愛媛を離れ、高校に入学しました。15才の時です。
よく「寂しくなかったの?」とか、
「本人の決心もすごいけど、ご両親の決心はもっとだよね」と言われましたが、
反抗期で思春期ですよ。寂しいどころか・・・・・嬉しくて嬉しくて・・・・・。
同じクラスには沖縄から北海道までいたので、
寂しいと思ったことはほとんどありませんでした。

多くのけんかもしましたが、
その高校からの同級生は、大切で大きな存在になりました。
言いたいことは好き勝手に言うし、叱咤もするし、
それぞれ性格も考えていることも全く違うのに、
一緒に居てとても楽なんです。
音楽の話でお互い譲らないこともあります。
好みの違いですが、
ワーグナー(私)VSシュトラウスという言いあい(けんかじゃありません)もよくあります。

ただ、それぞれの悩みを口にすることは、ほとんどありません。
何かを感じても決して立ち入ること無く・・・そんな関係です。

10日ほど前、大好きな友人と3人で「目的地決めず、日帰り旅」に行こう!!と。
私が車を出し、まず田園調布で一人ピックアップ、次は横浜の山手でピックアップ。
みんないい所に住んでんのね~。。。。。
結局、葉山、鎌倉、八景島(水族館)、みなとみらいで、
ひたすら笑う、食べる、しゃべるの繰り返し。
最後は赤レンガのbillsでお茶したのですが、笑いすぎで腹筋が玉砕しました。

二人の友人のお母様のことも存じ上げています。
一人のお母様とは、去年の震災の少し前、
湘南の実家にいらっしゃるところを、幸運にも一瞬お会いする機会に恵まれました。
久しぶりに伺った大きな邸宅の奥から、
「美砂ちゃ~ん」と両手を広げて歩いていらして、
そのままむぎゅ~っと熱いハグ!!
私は涙声で「おばさま、ご無沙汰しております」というのが精一杯でした。

30年前の出会いが、
こんなに温かく大きな支えになる出会いだということを、
その当時は考えもしませんでしたが、
今はその出会いに心から感謝することばかりです。

そういえば、次はディズニーリゾートだ・・って誰か言ってたなぁ。
本当にこの年齢で、みんなで行くことになるんでしょうか????

今日は祖母の命日です。
偶然に通りかかった千鳥ヶ淵の満開の桜を見ながら、
見せてあげたい・・・・と思ったその日に逝ってしまいました。

もともとの気位の高さが、
晩年、周囲を困らせていた時期もありましたが、
今になってみればそれが彼女の個性であり、
女性としての気品を保っていたと理解できます。

最後に会った時は、
もうしゃべることもできなくなっていましたが、
「私よ。わかる?会いにきたから・・・ね」と言うと、
両手を伸ばし、その手で私の頬を包んでずっと触っていました。
いまだに、その時の祖母の手の感触って覚えているんです。

ずっと昔、私がもっと若かった頃、
ふと迷っていても口に出さなかった私に向かって、
「美砂、あなたの人生だからあなたの生きたいように生きなさい。
そういう時代に生まれたあなたは幸せなのよ」と言ってくれたことは、
その後、岐路に立った時、必ず思い出す言葉でした。

ここ数日、祖母のお墓は賑やかになるでしょうけど、
お供えのお花が枯れたころ、新しいお花を持ってお参りに行こうと思います。

もうすぐ満開の桜が見られる・・かな。